2017/10/27
【平成29年度 西部ブロックレクリェーション 報告】平成29年10月 西部ブロック「筑波山ハイキング」実施
平成29年10月 西部ブロック「筑波山ハイキング」実施
ここでは、東京都歯科技工士会がおこなった、それぞれの催事の活動報告を発信しています。
ご興味を持たれたものについては、是非ホームページ内の「お問い合わせ」にご連絡下さい。
お問い合わせが多い場合、同じ研修会、講演会でも何度でもおこなって参ります。
次回には是非ご参加下さい。
2017 年 10月 27日 Posted by editor
地域報告
平成29年度 西部ブロックレクリェーション 報告
平成29年10月 西部ブロック「筑波山ハイキング」実施
練馬歯科技工士会 伊藤 秀樹
「山は甘く見たらいけません、しかし、今回も甘く見てしまった」
昨年に引き続き近郊の山へハイキングに行ってきましたので、レポートさせて頂きます。昨年は、尾瀬沼のハイキングのつもりが、至仏山への登山となり、準備不足も伴い、遭難ぎりぎりの騒ぎとなりました。今年は、昨年の失敗を繰り返さないように慎重に山を選びました。低い山で、ケーブルなど補助の移動手段があること!これは絶対条件でした。しかし甘かった、、、。では、今年のレポートです。
筑波山は、標高877mで、お気軽そうです。ケーブルもあるし、ロープウェイもかかっているし、汗もかかずに山頂まで行けそうです。今年は、ここにしよう!
間違っておりました、日々の不摂生などは、麓に立つと忘れるようです。ケーブルの始発まで時間が有ったので、つい、筑波山神社で集合写真撮り、登山道を少し登ってしまいました。いつでもケーブルに乗れると考えていたので、気が楽になり、気が付いたら、中腹まで来てしまった。人間とは、欲張った動物らしく、半分来たのなら、このまま行けるだろうと考えてしまいます。
しかし、罠はこれからでした。足場は、岩だらけとなり、段差も大きくなり、足への負担も増えてきました。そこで初めて気が付きました。今年はハイキングシューズすら履いてない!ただのウォーキングシューズで来てしまった。舐めていました。御幸ヶ原コースは、ルートブックでは、距離2km、約90分のコースとありました。しかし、不摂生な私は、山頂に到着したのは、150分後。途中で何度も休憩して、後ろからくる登山者に次々と抜かれ、知らない幼稚園児にまで、「おじいちゃん頑張って」と声をかけられる始末。
山頂のレストハウスに座り込んだら、動く気力も無いままに、今度は、体が冷え切って、男体山を登ろうとしたら、足の筋肉がこわばって、前に行きません。残念、私だけが山頂を諦め、女体山の神社へ行きました。先に男体山へ行った二人に合流して、女体山の山頂に立つと、欲が出ます、「おたつ石コース」へ足が勝手に進みます。事前の調べでは、距離1km、下山で35分。景色も抜群、これは行くしかない、楽勝だろう!
男体山へ行った仲間が追い付くのは、ロープウェイの「つつじヶ丘駅」かな なんて考えて、下り始めました。昼を過ぎた時刻なので、ケーブルやロープウェイで上っている客が多く、女体山山頂は、イモ洗い状態。やっと人間渋滞を抜けると、「あれ、事前情報とは違うぞ!」大きな岩がゴロゴロ。落差50cmは当たり前になり、ついに50㎝程滑落してしまった。右腕が痛い。左足の古傷も痛み出し、右足一本で下山する感じになってしまった。景色を鑑賞する余裕もなく、ただただ、足元の岩を見ては、右足の屈伸で一歩一歩降りるのみ。
そんな時に携帯電話が鳴って、「私たちは、ロープウェイで下山するから、下で待っています」、なんだ、、、私ら3人だけが下山ルートを歩いているのか? また、今年も一番ビリだ。
下山にも時間はかかりましたが、予定の16時には、駐車場へ到着して、全員無事に集合できました。
世間的には大したことの無い山だったのかもしれませんが、何方も怪我することなく、下山できたことに感謝いたします。
どこへ行くにしても、無事に帰ることができる喜びを感じ、これは、心地よいものです。
今年の8月には、東京都歯科技工士会会員の小川洋行氏が南アルプスで行方不明になっています。
小川洋行さんは、この原稿を記載しているときには、まだ発見されておりません。
一日でも早く見つかることをお祈りしております。
ご興味を持たれたものについては、是非ホームページ内の「お問い合わせ」にご連絡下さい。
お問い合わせが多い場合、同じ研修会、講演会でも何度でもおこなって参ります。
次回には是非ご参加下さい。
2017 年 10月 27日 Posted by editor
地域報告
平成29年度 西部ブロックレクリェーション 報告
平成29年10月 西部ブロック「筑波山ハイキング」実施
練馬歯科技工士会 伊藤 秀樹
「山は甘く見たらいけません、しかし、今回も甘く見てしまった」
昨年に引き続き近郊の山へハイキングに行ってきましたので、レポートさせて頂きます。昨年は、尾瀬沼のハイキングのつもりが、至仏山への登山となり、準備不足も伴い、遭難ぎりぎりの騒ぎとなりました。今年は、昨年の失敗を繰り返さないように慎重に山を選びました。低い山で、ケーブルなど補助の移動手段があること!これは絶対条件でした。しかし甘かった、、、。では、今年のレポートです。
筑波山は、標高877mで、お気軽そうです。ケーブルもあるし、ロープウェイもかかっているし、汗もかかずに山頂まで行けそうです。今年は、ここにしよう!
間違っておりました、日々の不摂生などは、麓に立つと忘れるようです。ケーブルの始発まで時間が有ったので、つい、筑波山神社で集合写真撮り、登山道を少し登ってしまいました。いつでもケーブルに乗れると考えていたので、気が楽になり、気が付いたら、中腹まで来てしまった。人間とは、欲張った動物らしく、半分来たのなら、このまま行けるだろうと考えてしまいます。
しかし、罠はこれからでした。足場は、岩だらけとなり、段差も大きくなり、足への負担も増えてきました。そこで初めて気が付きました。今年はハイキングシューズすら履いてない!ただのウォーキングシューズで来てしまった。舐めていました。御幸ヶ原コースは、ルートブックでは、距離2km、約90分のコースとありました。しかし、不摂生な私は、山頂に到着したのは、150分後。途中で何度も休憩して、後ろからくる登山者に次々と抜かれ、知らない幼稚園児にまで、「おじいちゃん頑張って」と声をかけられる始末。
山頂のレストハウスに座り込んだら、動く気力も無いままに、今度は、体が冷え切って、男体山を登ろうとしたら、足の筋肉がこわばって、前に行きません。残念、私だけが山頂を諦め、女体山の神社へ行きました。先に男体山へ行った二人に合流して、女体山の山頂に立つと、欲が出ます、「おたつ石コース」へ足が勝手に進みます。事前の調べでは、距離1km、下山で35分。景色も抜群、これは行くしかない、楽勝だろう!
男体山へ行った仲間が追い付くのは、ロープウェイの「つつじヶ丘駅」かな なんて考えて、下り始めました。昼を過ぎた時刻なので、ケーブルやロープウェイで上っている客が多く、女体山山頂は、イモ洗い状態。やっと人間渋滞を抜けると、「あれ、事前情報とは違うぞ!」大きな岩がゴロゴロ。落差50cmは当たり前になり、ついに50㎝程滑落してしまった。右腕が痛い。左足の古傷も痛み出し、右足一本で下山する感じになってしまった。景色を鑑賞する余裕もなく、ただただ、足元の岩を見ては、右足の屈伸で一歩一歩降りるのみ。
そんな時に携帯電話が鳴って、「私たちは、ロープウェイで下山するから、下で待っています」、なんだ、、、私ら3人だけが下山ルートを歩いているのか? また、今年も一番ビリだ。
下山にも時間はかかりましたが、予定の16時には、駐車場へ到着して、全員無事に集合できました。
世間的には大したことの無い山だったのかもしれませんが、何方も怪我することなく、下山できたことに感謝いたします。
どこへ行くにしても、無事に帰ることができる喜びを感じ、これは、心地よいものです。
今年の8月には、東京都歯科技工士会会員の小川洋行氏が南アルプスで行方不明になっています。
小川洋行さんは、この原稿を記載しているときには、まだ発見されておりません。
一日でも早く見つかることをお祈りしております。
【写真】
左:筑波山 集合写真
右:筑波山山頂から
左:筑波山 集合写真
右:筑波山山頂から